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そうだ!
今度、晶子さんを誘ってみよう。
友達がいない子だなんてミノルさんに思われたくないし、一石二鳥だ。
今日は晶子さんは寝てしまったから仕方ない。
私一人でいっぱい飲んで、いっぱいお金を払って帰ろう。
「今日は私がいっぱい飲みますから!売り上げに貢献します」
ミノルさんの喜ぶ顔を期待して、私は自信たっぷりに言い放った。
けれど、ミノルさんは苦笑いした。
上から目線の私の態度に、引いてしまったのだろうか……?
いや、きっと気のせいだ。
気のせいに決まってる。
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