下積み

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もうミノルさんの店に行くのはやめよう。 私が美しさを手に入れた時に、ミノルさんとの出会いをやりなおそう。 ミノルさんと生まれ変わった私は、運命的な出会いをするんだ。 夢が膨らむ 泣き言は言ってられない。 目標に向かって走るんだ。 そういえば、 明日のバイトで浅田さんに会ったらなんて言えばいいのか…… まずはお礼を言わなくちゃいけないな。 きっと浅田さんは、今日の事を根ほり葉ほり聞くようなことはしないだろう。 お礼を言ったら、ただ黙って仕事をしよう。 私は胎児のように丸くなり、眠りについた。
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