挑戦的に

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私は、スーツ君に付いて歩く事に夢中で、周りを見ていなかったのだ。 ここは晶子さんの店からも、和み屋からも程近い、見慣れた繁華街の一画だ。 「どうしたの? 大丈夫だよ。怖くないよ」 立ち止まったままの私に優しく話しかけるスーツ君。 私は、スーツ君に招かれるままに、CLUB rainbowに足を踏み入れた。
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