天才投手

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そして次の日の放課後、皆が揃って着替えていると部室のドアが開く。 すると、見知らぬ先生と思える人が入ってきた。 年齢は30代後半から40代前半ぐらいの、やや若々しさがある。 杉下「一年生!ちょっと集まってくれ!」 その声に、一年生5人が杉下の所に集まった。 杉下「えーと、一年生に紹介します。野球部顧問の西沢先生だ。先生は病気で三日間休んでいたから、一年生は初めてだろう。監督、昨日正式に入部した一年生です」 野球部監督の西沢先生が一歩前に出た。 西沢「野球部顧問の西沢だ。よろしくな一年生!」 「よろしくお願いしまーす!」 一年生全員が声を揃えて、元気よく頭を下げる。 杉下「じゃあ練習始めよう!!」 そして杉下に続くように全員グラウンドに出る。 夕日が顔を出し始めた校庭で、みんな汗水を流し始めたのだった。
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