天才投手 復活のマウンド

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次郎が入部したことで、活気が出てきた野球部。 でもまだ次郎の実戦での、本当の実力を知らない。 練習中、次郎がストレッチをしていると、西沢がそばに歩み寄って来た。 西沢「杉下から聞いたよ。君は速くていい球を投げるらしいね」 杉下は西沢に、次郎が速い球を放る事を話していた。 尾崎「いえ、まだまだです」 次郎は謙虚に答える。 西沢「それに木田もいいスイングをしている。今年の一年生はいいね」 西沢はそう言い残して、鼻唄を歌いながら去っていく。 弱小の中学に、二人も生きが良い選手の入部し、西沢は上機嫌であった。 練習終了後、西沢から部員のみんなに大事な話があった。 西沢「今度の日曜に練習試合をすることになった!」 西沢はちょっと機嫌良さそうに発表する。 杉下「練習試合?相手はどこですか?」 西沢「近くにある十波中学校とだ。それでその試合のレギュラーを発表する!」 部員は少し緊張した様子で、スタメンの発表を待つ。
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