天才投手 復活のマウンド

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部員全15人の中から、レギュラーが発表されようとしていた。 西沢はスボンのポケットから、オーダーが書いてあるメモ用紙を取り出す。 西沢「一番 セカンド 秋山 二番 レフト 藤田 三番 ピッチャー 尾崎 四番 ショート 杉下 五番 サード 木田 六番 キャッチャー 小山 七番 ファースト 森中 八番 センター 別所 九番 ライト 権藤 以上!頼んだぞ」 スタメンの発表を終えると、ほぼ全員が驚いたように固まる。 木田「俺がスタメン?しかも五番・・・?よっしゃー!!」 まさかスタメンに入ると思ってなかった木田は、両手でガッツポーズをしながら凄く喜ぶ。 村上「お前らすげぇな。一年でスタメンなんてよ。俺たち他の一年は控えだぜ。まあいずれこの村上 雅也 (むらかみ まさや)が四番になってやるよ!」 木田らと同じ新入部員の村上は、自信ありげに自分の胸を叩く。 木田「おう!お互い頑張ろうぜ!」 村上と木田はがっちりと握手をした。 杉下「監督!なぜ一年生の二人がクリーンナップなんですか?」 二年三年にとっては、いきなり一年生がクリーンナップでは納得いかない。
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