こんな占い、信じます

1/2
前へ
/81ページ
次へ

こんな占い、信じます

カラオケに野郎二人で参戦した時に、なんか他の部屋でアルファベットの八文字目をしてるカップルがいたんです。   しかも、制服で。 見覚えのあるってか、俺の通ってる学校の制服でした。   あちゃー、こりゃ大胆な年下な事。   ゲラゲラ笑いながらダチ呼んで外から指さしてたタチの悪い、ガラの悪い人間は僕です。   で、なんか飽きたし、部屋戻ろうとしたら偶然にも3つ下の後輩と会いました。ちなみに、話かけて来たのは美人で、他に可愛い系、なんとも言えない系の二人がいました。   「センパイ、来てたんですか!!」   ダメですか?僕カラオケ大好きなんですもの。唯一誉められるんですもの。   「一緒に歌いましょうよ」   わっははーい。オナゴとカラオケにゃり。   歌ってる最中に美人系じゃなしに、可愛い系にアドレス聞かれまして、やたらと攻めてくるメールをしてきました。   なんてアグレッシブな子なんだろう。 僕は3つ下のその子と付き合っちゃいました。今んとこ人生で一番年下な彼女です。俺高三で、あっち中三。   でもね?恋愛に年なんて関係ないの。   とか誰かが言ってそうな言葉をそのままパクらせて頂きました。   その子の親は医者で、小遣いなんかも『えっ、俺が学年でイイ成績とった時にもらえる額より上じゃん』ってな具合でして。   貧乏学生をそれなりにエンジョイしていた僕はなんと中三の子に毎日奢ってもらっていたのです。  
/81ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1184人が本棚に入れています
本棚に追加