忘れられないホームルーム

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忘れられないホームルーム

高校2年か3年の夏か秋のどっちかの季節のある日の事でしたよ。     その日はたまたまブラスバンド(通称:ブラバン)の音楽祭的な感じのものがありましてね。     全校生徒を講堂にギュウギュウに収容し、聴きたいなんて言ってないのに生徒の声を無視して音楽を聴かされました。     それなりに楽しかったんですがね。     まぁ、僕じっとしてる性格でもないんで隣の男児…もとい男子生徒とチ●コをつっつきあうとゆーかなり低レベルな、     しかし男なら誰でもやった事はある遊びで和気あいあいと遊んでいたのですよ。女の子はないですよ?若気のいたりです。     僕の担任は僕の事が大嫌いでして(私立で、よく甲子園にも行く学校。その担任とは中高6年間のうち2/3をお供しました。もはや夫婦です)、     その光景を腹立たしく見ていたのでしょう。ギラギラとした殺気が背中に伝わってきましたよ。     やはりその講演会が終わり、教室にもどり終礼(終わりの会みたいな)が始まると真っ先に僕が名指しで呼ばれました。     『おい!コネ子猫! お前は学校に何しに来てるんや!』     僕は驚きもせずに言いました。僕はいつだって冷静です。学校でも冷静で有名でした。…嘘ですが。     「べんきょーです」     学生ならこれが本分です、これ以外にありません。僕の超速回転頭脳はかなりまっとーな答えを叩きだしました。     そのはずですが、     『お前だけは違うわぁぁぁ!』     なぜか怒鳴られました。
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