友達パート2

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友達パート2

イラク的な、インド的な、とりあえず顔の濃い友達が何人かいますがとりあえずその中の一人を紹介します。   何人かは「石油王」とか言われても大丈夫なんですが、こいつだけは禁句なんです。   大学始まって間もない頃、お互いの事を良く知らない時期です。   テニスが上手で、コートをかりて一緒にテニスをしているときに僕が、   「やっぱウインブルトン帰りのイラク人はテニスがうまい!」   ってちょけてしまいまして。   そーれを聞いた彼は激怒。 一気に場がしらけ、無口になっちゃいました。   「何キレてんのじゃ!」   って僕が逆切れ。   そんなことはどうでもいんですけどね。   とにかく彼には顔にまつわる話は禁句なんですよ。   しかし、だがしかし、しかしながら、BUT!!!!   やはり世の中には悪気が全くないのだけれど空気のとことん読めないヤツがいるんです。   俺とそいつと二つ下の後輩で車でのドライブ中。   仲良く三人ドライブしていたのだけれども、この後輩が空気の読めない読めない、声の大きい大きい、テンションの高い高い。   そいつがね、言っちゃったんスよ。   「前から言おうと思ってたんスけどぉ。 先輩ってぇ、マージでハンパねえくらいブラッ○マンバに激似っスよね」             うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおい!   それは核のボタンだよ!   俺もマンバもびっくりして硬直。マンバにいたっては怒りを露にしていいのかどうかすらわからず唖然とするのみ。   「かっけぇっス!」   とか本心から言ってたけど、フォローにすらなってなかったよ君。
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