悪気はない

1/1
前へ
/81ページ
次へ

悪気はない

短い話になりますが。   僕の通っていた高校は帰り道に寄り道禁止とゆー小学生みたいな校則のあるところでした。   なんと帰り道に先生が、暇なのか店の前に立ってるんですよ。   見張りですよ、見張り。   営業妨害だ!   まー、そんなある日。   先生がいなかったのでふっつーに店に立ち寄りました。   酒屋ですね。 駄菓子もいっぱい置いてある良心的な酒屋です。   よく御世話になっていたので顔見知りです。   時刻は午後の六時をまわったところ。   先生も帰宅時間です。   そこへ、     おっちゃん「おい!先生来たぞ!隠れろ隠れろ」   おっちゃんの号令で慌てて隠れる我々。   その後三十分くらい時間を潰して、もーそろそろ先生もいないだろ   って事で外に出ました。   コーラ飲んだ後なんでタンがからみます。   僕は思いきって、   べっぱぁぁぁぁぁぁ!!!   とタンを地面に向かって吐きかけました。   ペチョ、っと可愛い音をたててタンが粘着したその先は                 見張りの先生の革靴でーした。     ごめーんち
/81ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1184人が本棚に入れています
本棚に追加