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格闘技を始めたきっかけ
あれは僕が幼稚園の終わりあたりの頃だったかな?
某有名少年漫画・アニメ。
入ってる星の数が違う七つのオレンジ色の球体を集めたら願いがかなうとかかんとかするやつです。
七つ集めると大きな緑の竜が出現するアレです。
あのアニメもとうとう緑の変なセミのような敵と戦うクライマックス的なシーンにさしかかったところでした。
ケツには注射針、顔はやたらと長く、緑の体表面に黒い斑点のある気色の悪い敵でした。
まあ、そんな熱いアニメを幼少の頃にハマっちゃってまして。
で、数日後に玄関でシャボン玉と言う迷惑行為をしてたら向かいの家から胴着?漢字あてるかな。
あの悟空が着ている、格闘家がよく着ている胴着を着たオッサンが黒い帯を締めて出てきたではありませんか!
あの人は絶っっっっ対、かめは○波を撃てる。
そう確信した僕はその強そうなオッサンに頼んで一緒に格闘技を始めました。
オッサンオッサンって言ってますが、赤ちゃんの頃から親しい近所のおじさまですよ?
見ず知らずの人ではありません。
そんなこんなで、一向にかめは○波を撃てないな~いつ必殺技できるんだろう~とか考えてた小学二年生の夏。
あ、撃てないんだ、と。
漫画は漫画、アニメはアニメ。
現実を味わった時期でした。
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