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体育教官室にて
僕はとても冗談が好きで、悪ふざけもよくします。
ある日、学校にある鬼の巣窟(体育教官室)に僕は行く事に。
といっても僕の用事ではなく、僕の友達が用事があったので着いていっただけですが。
体育教官室に入るには、まず扉をノックし「失礼します。○年▲組のロビンソンです。~の用事があって来ました」とキッチリカッチリ言わなくちゃならないんです。
敬語を苦手とする僕にはかなりの関門です。
そこで僕は練習がてら友達が言わなくちゃならないそのセリフを僕が言いました。
扉を激しく十回くらいノックし、「ちゃーっす!」と一言だけ。
あまり長くしゃべると僕だとバレるので。
僕のその動作に笑いながら扉を開けた友達は、
『お前なめとんのか?』
と入った瞬間教官に怒られてしまいました。
「え……すいません」
『やり直し』
「はい」
怒られた友人はショボボンとなってました、僕のせいなのにね。
気をとりなおし、再度扉をあける友人。再び中から聞こえるやりとり。
『ノックは?』
「えっ?」
『ノック。ノックしてから入ってきなさい』
「…はい」
イェス!! これは面白い展開だ!!プププと一人で笑っていると、いつのまにか声に出して笑っていたようで中から体育教官が出てきました。
『やっぱお前か』
「!?」
その後何故か友人は釈放、僕は頭をペシペシ定規で殴られながら折檻されました。
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