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ﾀﾞﾃﾞｨせかんどしーずん
旧知のごとく、ﾏｲﾀﾞﾃﾞｨは超真面目
だから彼の行動は常に完璧を貫き通し、且つ自身の行動にも絶対の自信を自負している
よって、彼の行いにﾐｽはない
ある日の事である
運動不足を解消すべくﾀﾞﾃﾞｨは折り畳み式自転車――略して、ｵﾘﾀﾀ（言った事ねぇよ）――を購入したのだった！
意気揚々とｵﾘﾀﾀを組み立て着実に自転車なるものが構築されていく
そして例のごとく仕事場へと向かおうとするﾀﾞﾃﾞｨ
ﾀﾞﾃﾞｨ「それじゃぁ、ｺﾈ子猫。行ってくるからな。十時には帰ってくるから」
子猫「うぃ」
ﾀﾞﾃﾞｨの背中はいつも大きく見える
そして家を出て、ものの数回ﾍﾟﾀﾞﾙをこいだ時点で、
ﾀﾞﾃﾞｨ「ぬああああああって!!」
悲痛なﾀﾞﾃﾞｨの絶叫
見れば、すとーーーーーん、ってｻﾄﾞﾙが一番下まで落下して大変な事態に陥るﾀﾞﾃﾞｨの姿があった
あ…ｻﾄﾞﾙの留め具してなかったな？
ﾊﾟﾆｸるﾀﾞﾃﾞｨ
あの冷静沈着なﾀﾞﾃﾞｨがﾌﾞﾚｰｷを握る事も忘れる始末
結果、横転
腹かかえて笑うｺﾈ子猫
十時よりかなり早く帰還したﾀﾞﾃﾞｨであった
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