Hello・コネ子猫

素直BOYコネ子猫

小さい頃、まだ右も左も男も女もわかっていない時、僕はそばぼうろと言うお菓子をむさぼり食ってました。

本当においしいんです、そばぼうろ。

そんな食べ過ぎなそばBOYに母は「あんた、そばアレルギーなんやから食べたら死ぬよ」って言われたのです。

右も左も抱くも一晩過ごすの意味もわからない僕はアレルギーという言葉に過敏反応し、食べるのをやめました。

単に母の食べる分がなくなるから、と嘘をついていた事に気付いたのは数年後。

ひねくれた僕にも素直で真っ直ぐな時くらいあった。

素直といえば、僕は友達に「扇風機を点けたまま寝ると死ぬぞ」と言われ、最近では扇風機を首ふりにし、強弱リズムにしております。

なんか他にもまだまだ、ってか素直じゃなしに騙されやすいだけなんじゃ？

いいえ、素直です。ﾋﾟｭｱHeartの持ち主です。

ﾄﾞﾗｺﾞﾝﾎﾞｰﾙの筋斗雲にも乗れちゃうじゃないの？って位に。

あ、筋斗雲と言えば、僕の大学の同じ学部の子に超聖女がいます。

いつもﾉｰﾄをかしてくれるんです。しかも字がありえないほど活字のように「何？ﾊﾟｿで打ったの？」ってくらいに美字を書かれるお人なんです。

見易いのなんの。しかし、ありがたさゆえに構っているといつしかむこうの感情が恋→恋愛→愛に変わってしまいました。

恋から始まり愛が芽生え、愛が残ったのです。

しまった！これだから遊びなれてない女わ！

彼女としては見れない僕を、しかし聖女はどこまでいっても聖女のまま。お外道な僕を見捨てずﾉｰﾄをかしてくれます。

普通努力もしないでﾉｰﾄを借りるなんてね、僕だったら死神ﾁｮｯﾌﾟの10や20をたたき込んでます。

そんな彼女も最近めっきりﾉｰﾄをかしてくれなくなりました。理由を聞くと「だって、ﾉｰﾄかしてるあたしより成績ｲｲんだもん」

当たり前です。
中高の下積みが違うのですから。

才能の差ですよ、なーはははは！←絶対筋斗雲なんかのれない