その後

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笑いながらぼくを抱き上げた。 どうやら助けてくれるようだ。 岸についてぼくを離してくれた。 「もう少し待ってな、鮎釣るからよ」 そう、言った。 この間、ぼくはお腹が減りすぎて動けなかった。 もちろん言葉を理解できたわけではない。
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