その後

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夏だというのに囲炉裏には火がともっており、多少室温を上げていた。 真っ白な炭と、周りの小さな木々がうっすらと燃えている。 もちろん窓はあいているので、一酸化中毒とかにはならないようにしているようだ。 水とか、道路のアスファルトと違って程よく硬くて、いいにおいがする畳。 暑くはない程度のこの部屋はぼくにとっては天国である。 おじいさんに畳におろしてもらってから3分・・・・・・ ぼくは小さな眠りについた・・・
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