526人が本棚に入れています
本棚に追加
「ヴゥー…」
ぼくが唸ってると
「かっかっかっ、やはり猫は猫舌か、しかたないの」
と、いってぼくの鮎を持って行かれた。
ああ…
さようなら、ぼくの鮎
などと考えていたら、おじいさんが帰って来た。
ぼくの鮎をほぐしてくれた。
そして、扇風機の前に置いて熱さをとってくれた。
「ほら、これならお前も食べれるだろう」
と、言ってぼくの目の前に差し出した。
ものすごくうれしかった。
最初のコメントを投稿しよう!