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先の大戦の敗北以来、
日本の悲願だった空母の保有
国の未来を託された4万5千トンの巨艦は
雄叫びをあげるように波間を走っていた。
最新の防空システムにより、次々に敵機を撃ち落としていく護衛艦と直衛の戦闘機。
だがその穴を縫って
一機のステルス機が
『りゅうじょう』に向けてミサイルを放った。
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