出逢い

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差し出したその物が 私の目の前に置かれた。 ミルクとカニカマだ!! 私は飛びつくように食べた。 いい子に拾われたもんだ。 ただ… コレを食べ終わったら またどこかに捨てられてしまうのだろうな… 私はミルクを飲みながら 記憶にない母親のオッパイの味を思い出していた。
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