運命の扉

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靴を履きおえてお母さんと校舎を出ようとした時 「美弥子ちゃん?」 お母さんが呼ばれた。 「晶子ちゃん?やだー久しぶり」 お母さんの友達みたい。 あたしのお母さんは話し出すと止まらなくなる。 今もお互いの近況から昔話までベラベラしゃべってる。 部活に行かなきゃないあたし。 「お母さん!あたし部活あるから行くからね」 「はいはい。気をつけて帰って来るのよ」 お母さんの友達に会釈して部活に向かった。
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