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｢遅れてごめんね｡仕事がたてこんじゃって｡ね～パパ｣
｢あぁ｡すまないね｣
部屋に入ってきた晶子さんは昨日居た旦那さんと思われるおじさんに話しかけながら近づいてきた｡
｢いいのよ｡それより来た？｣
お母さんが晶子さんに話しかけた｡
｢連れて来たわよ｡
早く入りなさい｣
そういえば晶子さんの息子も来るんだっけか｡
そう思ってドアの方を見た｡
げっ!?
｢先輩!?｣
晶子さんの息子として紹介された先輩は
あの田上恭汰だった｡
｢あﾞ?お前なんでここに居んだよ｣
｢先輩こそ…晶子さんの息子だったの!?
晶子さんいい人なのに…性格は似なかったんだぁ｣
｢…お前喧嘩売ってんのか？｣
部活では恒例の軽い口喧嘩が始まった｡
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