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突然過ぎる別れ‥
パタパタパタッ‥‥
急ぎ足て通りすぎて行く足音が遠くで聞こえる。
今、目の前で起きている事に現実(リアル)を感じない。
『‥‥‥‥‥‥‥‥』
鈴祢は手術室の前で訳も分からず立ち尽くしていた。
『鈴祢!!(すずね)ココにいたの??‥‥大丈夫だから!!絶対、大丈夫だよ‥』
友達の麻衣は泣きながら私を抱きしめる。私はただうなずく事しか出来なかった。
麻衣が言う何が大丈夫で、何で泣いているのか今の私にはさっぱり分からない。
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