†第一章†

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帰ってきた百合は、すぐにドレスに着替えさせられ父と一緒にクラスメートの会社が主催するパーティーへ向かった パーティーの最中でも百合は、龍也に言われた事が気になりパーティーが終わった時にはどんな話をしたのが覚えていなかった パーティーが終わり、家に着くと父が百合に話掛けた 父『今日は元気がないな…何かあったのか?』 その言葉を聞き、百合は我に返り作り笑いで父に話掛けた 百合『いぇ。大丈夫です。 少し疲れてしまって…』 父『ならいぃが、百合に話しておかなければならない事があるんだ。』 百合『はぃ。何でしょうか?』 百合と父は向かい合わせにソファーに腰掛けた 父『実は、百合の婚約者についてなのだが。 百合もよく知っている龍也君に決めた。』 百合『えっ…そんなっ!!!』 父『もう決まった事だ。文句は許さんぞ。』 百合『は…ぃ。わかりました。』 父『あと、執事から聞いたが龍也君の家に呼ばれているそうじゃないか。 早くいってあげなさい。』 百合『わかりました…。 行ってまいります。』 百合は龍也の家へ向かった _
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