†第一章†

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龍也の家に着いた百合は執事に龍也の部屋へと連れて行かれた 執『龍也様。百合様が参りました』 龍也『わかった。通せ』 龍也の言葉と同時に執事が部屋の扉を開けて百合が中へ入った 扉が閉まると、龍也は本を読んでいたらしく机には本が置いてあった 龍也『遅かったな…まぁ座れ。』 龍也な言われ百合は龍也と向かい合うようにしてソファーに座った 百合が座ると龍也は、顔をにやつかせ百合に話し掛けた 龍也『その様子だと…婚約の事を聞かされたな。』 龍也の言葉に百合は下げていた顔を上げて龍也に声を振るわせながら言った 百合『…っ知ってたの?』 龍也『あぁ…。知ったのはつい最近だけどな。』 その言葉を聞くと百合は俯いてしまった .
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