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暫く沈黙が続いていたが、それを龍也が破った
龍也『残念だな。好きな男じゃなくて、俺が婚約者に選ばれてさ。』
龍也は皮肉な笑みを浮かべる
その言葉を聞いて百合は龍也を見た
百合『いつから…知ってたの?』
龍也『知ったのは今日の昼休みだ。
偶然、理科室の前を通ったら百合を見かけた。
でも…いいのかなぁ~♪
この事が父親にバレたらあの男の会社…潰されちゃうね?』
龍也の馬鹿にしたような笑いに百合は龍也を睨みつけた
百合『何が言いたいの…。』
龍也『別に?ただ、俺がこの事言ったらどうなるかなぁ~って思って。』
龍也の言葉に百合は、目を大きく見開いたあと俯いて肩を振るわせながら涙声で言った
百合『お願い…言わないで…』
そんな百合を見ながら龍也は言った
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