4202人が本棚に入れています
本棚に追加
龍也に腕を掴まれたまま百合が着いた場所は
和也と百合がいつも内緒で会っていた理科室だった
理科室に入ると百合は龍也に掴まれていた腕を振り払った
百合『学園創立記念パーティーに発表するなんて聞いてないっ!!!』
龍也『これはもう、俺がお前の婚約者になった時から決まってたことだ。』
百合『そんな…っ!!』
黙り込んでしまった百合に近づき龍也は耳元で呟いた
龍也『文句があるならお前の父親に言えばいい。
お前があの人に逆らえるならな…
それに…』
『お前に…拒否権なんて無い。』
龍也はこの言葉を言い残し理科室を出て行った
.
最初のコメントを投稿しよう!