†第十六章†

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龍也『好きなの選べ。買ってやる』 外にでて、龍也が言った言葉は信じられないものだった あの意地悪な龍也が私に何か買ってくれることなんてない そんな龍也に驚きつつも私は目の前にあるメニューを見てた 龍也『早くしろよ。』 百合『もうちょっと…。』 此処はクレープ屋さんで 私はイチゴにするかチョコにするか迷ってた 龍也『どっちも入ってるヤツにすればいーだろ?』 随分待たされてる龍也は呆れたように言うけど 百合『でも…。』 誰かに物を買ってもらうっていうことがなかったため そんな高い訳じゃないけど 少し遠慮してしまう 龍也『お前な…。金持ちが変な気遣いしてんじゃねーよ。』 ため息を零した龍也は、どっちも入ってるクレープを勝手に頼んでしまった _
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