†第三章†

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暫くの沈黙の後、百合が口を開く 百合『明日から…和也とお昼食べれなくなっちゃう…。』 和也『えっ…何で‥?』 百合『さっき龍也と会って…お父様がそう言たからって…。』 和也は百合の言葉を聞いて俯いてしまった そして、百合の顔を持ち上げ目線を合わせた 和也『百合…。百合に婚約者が出来た時点でこうなる事はわかってた… 俺達がどうこう出来る事じゃない… だから、今はそれに従おう?』 和也は優しく百合に言い聞かせるように悲しそうな複雑な顔で苦しそうに微笑んでいた 百合もそれには頷く事しか出来なかった その後、和也と百合は休み時間が終わるまで抱き合っていた .
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