†第一章†

4/13
前へ
/332ページ
次へ
百合が学園へ入りクラスへ向かっていると周りの生徒は百合に目を奪われていた 百合は、茶髪の腰まで伸びた髪に華奢な体 目は二重でとても大きく睫毛も長く唇は赤くプクッっと膨れていて誰もが百合を見ると目を奪われてしまうほど可愛らしいのだ 百合がクラスへ着き席へ座ると、周りにいたクラスメイト達が百合に集まってきた 生徒1『百合様、おはようございます。 今日もお美しいですゎ。』 生徒2『百合様、今日我が家でパーティーをするのですがぜひお越しになって下さい。』 百合『知っていますよ。お父様と私(ワタクシ)で今日、行く予定なので… 楽しみにしています。』 百合が作り笑いで微笑むと周りにいた生徒達は、ホッとしたように微笑んだ 百合はそのホッとした表情を見ると胸が痛んだ 百合は知っていたから… 話掛けてくる生徒は、百合は大企業の家の一人娘 機嫌を悪くさせればその人の会社が潰されてしまうから皆、百合に媚びを売るのだ… .
/332ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4202人が本棚に入れています
本棚に追加