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全ての授業が終わり、百合が校門へ向かっていると女子生徒のキャーキャー騒ぐ声が聞こえてきた
百合はその方を見ると百合の幼馴染みの
鳳 龍也
が、女子生徒二人を連れて百合の方へ歩いてきた
龍也『よぉ、百合じゃねぇか?
今から帰るのか?』
百合『えぇ。』
女1『龍也様ぁ~二階堂様とお知り合いですの?』
龍也『あぁ。幼馴染みなんだよ。』
女2『龍也様?早く行きましょう?』
三人の言葉を聞いていた百合は、冷めた顔で龍也に言った
百合『鳳財閥の御子息ともあろう御方が、女遊びですか?』
龍也『別にいぃだろ?
親父も、本気じゃないならいいって言ってるし。
それに…』
龍也は百合に近寄り耳元で囁いた
龍也『父親に黙って男作ってるお前よりはマシだと思うけど?』
百合から顔を離した龍也の顔は何かを企んでいるような笑みを浮かべていた
百合は一瞬にして頭が真っ白になった
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