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ユフィ「嘘でしょ…」
スザク「ユフィ!!飛べぇ!!」
ユフィ「もう…ヤケクソだぁ!!」
スザク目掛けて走り出す
ダンッ
ユフィの体を受け止めようと
手を広げて待つ
スザクの姿が目に入った
ユフィを受け止め倒れ込む
スザク「頑張ったな」
泣き顔のユフィをなだめる
ユフィ「子供扱いするな…」
スザク「はいはい、とりあえず
退いてくれ」
ユフィは初めてスザクに乗ってると
理解して慌てて上から離れる
立ち上がるとスザクはポケットから
携帯を取り出した
スザク「……あ、フタバか?
今マンションに居る、お前達は?
…分かった、すぐ向かう」
携帯を切りポケットにしまう
スザク「まだ泣いてるのか?」
泣いているユフィの頭を撫でる
するとユフィは顔を上げる
顔は赤く染まっていた
ユフィ「スザク」
スザク「何だ?」
ユフィ「泣いた事、絶対言うなよ」
スザク「…プッアハハハ」
ユフィ「言うなよ!!絶対だからな」
スザク「分かった、分かったよ
約束する、絶対言わない」
そう言って手を差し出し
ユフィを引き起こす
ユフィ「破ったら、針百万本
ぶっ刺すからな」
スザク「そ、それは痛そうだ」
苦笑いを作りながら受け流し
外へと向かった
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