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暗闇
ごめんなさい
僕は貴女を置いて逝く…
僕がいなくなっても
君の行く道標に
明るい光りを燈そう…
貴女は僕が逝く日カラ
ずっと此処に留まってる
貴女は僕が逝ったあの日カラ
ずっと泣いてるね…
僕がどんなに叫んでも
貴女には
僕の声も存在感すらも気付かないんだもん…
僕が先に逝って
君がやっと歩きだした頃
僕は何処か遠くに消えて逝く…
後ろを振り向きながら
貴女は歩いて行く…
そぉ…
僕が望んだあの悲しい悲しい道標を…
だから
僕は静かに笑い
道標を燈す…
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