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その夜も 悠貴からのメールはこなかった。 仕事が忙しいのか?何かあったのか?真由は気が気でなかった。
(何度もごめんね。心配してます。返事下さい😓)これを最後のメールにしょう もし 返事がなければ … 悠貴に限ってそんな事は有り得ない。考えるのは悪い事ばかり 彼もただの暇潰しの相手としか 思ってくれていなかったのか?
自分だけが 先走りして こんなに切ない思いをして 私っておめでたいよね。悠貴にはもしかしたら 彼女がいるかも知れないじゃない。私は ただのメル友…。悠貴にとったら 煩わしい存在になっていたのかも。
その時 メール受信の✉が 彼かも…気持ちが沸き立つ。(メールを受信しました)真由は✉のボタンをクリックする。だがそこにはリカの名前が ✉はリカからだった。(真由明日ね 7時に会社横のロビンで待ち合わせ よろしく!目一杯おしゃれして来てね😃)(うん わかった。)
その後も 何通かメールがあったが 悠貴から届く事はなかった。 ベランダに出て 夜風にあたりながら 空の星を見上げる。彼の街からもこの星空 見えてるんだろうね。一筋の涙が真由の頬を伝う。さよならなの?
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