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すぐにシャワーを浴びた。
体に付いた血液が落ちていく
きれいに流されて、、、
どこから血が出ているのか知りたかった
でも怖くて探せなかった。
自分の体なのに
自分の体じゃない気がして
鈍痛が下腹部に響く。
体を洗いすぐにシャワーから出た。
「今日は早いね」
慰めているのか、お母さんが声をかけた。
私はあまり話しも聞かずに部屋へ着替えに行った
すぐにナプキンを当て何事もなかったようにしてご飯を食べた
お父さんは気付くともういない。
一安心して寝る支度をした
「明日ゆうだい帰ってくるわ昼頃。」
何も言わずに部屋へ帰ろうとした
「明日は部活に行くの?」
「うん。コンクールあるし」
「そう。」
私が毎日緊張しながら生活してるのに
笑顔で居られるのが憎たらしかった。
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