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私たちはその後別々に帰り
明日の約束をした
いつの間にか家の玄関の電気がついている
りこが帰ってきてた
「ゆうだいの話し聞いた?」
私は頷いた。
「おなか減ったね。」
「りこ、お風呂入れるから、りなご飯の準備して」
「わかった」
茶碗洗いをしてから
お母さんが作っていった物を器に空けレンジにいれた。
「もうすぐお父さんが帰ってくる。」
りこが時計を見に来た。
夕方5時10分
後5分で家に着く
私は急いだ。
ゆうだいが入院してからお父さんはあまりお酒を飲まなくなった
ひとまず安心
でも油断禁物
テーブルに夕飯を並べた。
5時15分
軽トラックがバックで入る音が聞こえた。
「りこ、帰って来たぁ」
「OK完了。」
玄関のドアが開き緊張が走る
「ただいま。」
「お帰りなさい。」
「あれ、ゆうだいとお母さんは?」
「2、3日入院延びるって、1時間くらい前に洗濯物取りに来たよ」
「ひどいな洗濯物の山」
「今日、雷すぐそこに落ちて停電したんだよ。」
「あの雷うちの近くに落ちたのか。」
私と、りこで交互にお父さんに説明をする。
心の中では何も起こらないうちに寝られますようにと
念じていた
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