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駅に来てとりあえず旭川駅行きの切符を買う。
アヤと私は無言でいた
二人ともきっと同じことを想っていたんだ。
電車に乗り込み
外の様子をじっと見つめる
いつもみる風景なはずなのに、、、
どこか違うように感じる。
不安な気持ちが呼んだ風景
「そう言えば塾帰りに、幼稚園の先生にあったさ。」
アヤと私は幼稚園が一緒だった。
「あの先生できちゃった婚なんだって。」
「そうなんだ。」
「旦那さん、浮気すごいんだって。おまけに言えば、あんまり働かないみたいだよ?」
何だかショックだった。
「どこで知ったの?」
「私の家幼稚園から近いでしょ?先生たちの噂からご近所さんに来ちゃったの。」
「意外だね。まともな人に見えたんだけど」
意外すぎた。
先生はとても清純派で
もっとしっかりした人とお付き合いをしているのだろうと思っていた
幼稚園の外を出ればただの若い女
ただそれだけなんだ。
旭川の駅に着き
札幌駅への切符を買った。
「アヤ、あれに乗るよ。」
私はアヤの手を引いて
普段乗らない方面の列車に乗った
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