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駅からずっとまっすぐ歩いてきた
「アヤ、おなか減った」
「じゃあご飯にしようか」
少し早いけど昼ご飯
パスタ屋さんに入った。
アヤと二人でメニューを見ながら
これなんだろう
と写真を見ながら選んだ。
二階から見える札幌の景色
すぐ下に人が歩いている。
誰も立ち止まって私たちを見ることはない。
忙しそうにする人
異国の人たち
様々な人たちが歩いている。
注文が決まり
しばらくして、注文の物が来た
おそるおそる食べ慣れない物を口にした
アヤの顔から笑顔がこぼれている。
マナーが分からず周りを見ながら食べていたが
結局は給食を食べる感覚で食べていた。
「リナ今落としたよ」
「アヤお皿の周り汚しすぎだって。」
二人で笑い合いながら
ツヤツヤした葡萄のデザートもほうばった
本当に幸せを感じた。
食事が終わってから
テレビ塔前に行き、ススキノへ向かう。
途中、狸小路に寄って色んなものを見た。
「ねぇ、りな。この指輪お揃いにしよう。」
「指輪は彼氏とにしておきなさい。」
「リナも恋人だもん。」
「じゃあ小指ね。」
「うん。」
アヤは一生懸命に探していた。
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