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「縛ったままじゃなくていいの?」
拘束を外されると思わず聞いてしまった。
「だって僕に触りたいって顔してるから」
俺そんな顔したか?!
でも触りたいな…
「触っていいんだよ」
頬に触れる…唇にキスをしながら首に腕を回し抱き着く…
「じゃあ僕も触るからね」
腰に腕を回し抱き寄せ蕾に指を這わす。
「っつ…はいらねーよ…」
「んっ?大丈夫だよ」
そう言うと枕元に手を伸ばしチューブを取り出し、指にクリームを掬いとると蕾に這わせ塗り込んでいく。
「くっう…気持ち悪い」
「大丈夫…すぐ良くなるから」
ヌルヌルとした気持ち悪さ…最初は冷たいだけだったクリームは中で熱く溶けていくのがわかる…
「あっ…中熱い」
クチュクチュと淫らな音が耳に纏わり付くように聞こえてくる。
「もう…やめっ…ろ」
「ダメ!信一に痛い思いして欲しくないから」
丹念に蕾を広げていく…
指を増やしては減らし抜き挿しをやめない。
指が前立腺を掠める。
けれど必要には刺激をしない…
焦れったさに腰を思わず揺らしてしまう。
「どうしたの?」
何食わぬ顔で微笑む。
(鬼畜ヤロー)
心の中で罵声をあげる…
蘭はイってしまうほどの快楽を与えてくれない…
信一の高ぶりはお腹に当たるほど反り返り我慢汁が滴り蕾を濡らす。
「イヤラシイ…でも我慢している顔もすごくイイ…」
指を一気に抜きとり唇に噛み付くようにキスをした
「あっく…んっ」
「欲しい…信一が…」
腰をずらし蕾に熱い高ぶりが当たる。
「息を吐いて」
ゆっくりと息を吐き出す。
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