732人が本棚に入れています
本棚に追加
あの事故で僕は家族を失った。
もちろん僕だけではなく君も…同じ境遇だけれど君は被害者、僕は加害者側…
会って謝ることさえも許してもらえず慰謝料も断られた。
でも僕は勝手な想像で君もきっと寂しい思いをしてる…そう思い住所を頼りに君の家に行った。
そして君を一目見た時心臓を鷲掴みされたように止まった気がした…。
あの瞳に見つめられたい…
でも僕は側にはいけなかった…君は優也くんしか見つめていなかったから…
だから僕は見守ることを決意した。幸せになって欲しかったから。
それから何年かして優也くんは一ノ瀬のものになった…僕は嬉しかった…いけないとは分かってたけど…
僕だけを見て欲しい。
欲求が大きくなっていく…自分の中で抑えきれないほど…
最初のコメントを投稿しよう!