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翔side
newsの放送が終わって
楽屋に戻る
いつものように携帯をみるけど
愛しい人からの連絡はない
俺のこと本当に好きなのかなって
時々考えてしまう
相手が同じ世界の人だから
すれ違いなんて当たり前になり始めている
たまにはいきなり家に押しかけてみようかな…
着替えもせずに
楽屋から出て車に乗り込んだ
「櫻井さん、今日は光一くんの家に行きますか?」
「あ、うん…」
「なんか元気ないですね」
「そんなことないよ、ただ疲れてるだけ」
そんな話をしているうちに
光一の家に着いた
「明日はOFFなんでゆっくりしてくださいね?」
「ありがとう」
それだけを言い
家へ向かった
"ピンポーン"
一応合い鍵は持ってるけど
なんとなく押してみる
中からぱたぱたと廊下を走る音が聞こえる
暫くすると鍵が開き
「は~い、どちらさんですか?」
「櫻井翔です。」
名前を言った瞬間光一が
硬直してしまった
なんか面白いな(笑)
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