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休み時間。
-ドンッ-
「あ!ごめんごめん~。」
「痛~っ!!何すんのよ!!」
「小さすぎて目線に入んなかったわー。」
何やら、じゃれあう
海斗と瑠優の姿が。
「あれ、どー思う?」
ヒソヒソと隣に居た由梨に
耳打ちする。
「間違いなく...あれは..」
由梨の言葉を聞いて
私と由梨はニヤリッと
笑った。
そして放課後。
「由梨っ!帰ろうっ♪」
「あっ真人!!じゃあー麗奈!瑠優バイバイ~★」
「バイバイ~★」
「じゃぁにー★」
あれ以来。
心配されていた
由梨の彰くんへの思いも
どうやら、真人くんの愛を
上回る事はなかったらしく
今では、前と変わらず
由梨は真人くん一途の
良い女になっていた。
二人っきりになった
瑠優と私は
下らない雑談に
花を咲かせていた。
。
「ってかさー」
「うん?なになに~?」
「瑠優ってぶっちゃけ海斗くんの事好きなんでしょ?」
ニヤニヤしながら
私はストレートに
聞いてみた。
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