目が覚めた先

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よく聞くと、外からは木と木が激しくぶつかり合う音がした。 「目が覚めたのか?」 色白の引き締まった顔立ちで長身の男性と、同じく色白ながらも背が低い男性が、和室の入口に立っていた。 「土方さんと沖田さん。」 つねは体の向きを、二人がいる方に向き直した。
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