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「分かりました」
「何が」
骸の行動に、少し苛つく綱吉
「綱吉君の気持ちは、よぉぉぉぉぉぉぉく分かりました!」
「で?」
「ぐす綱吉君…さよならッ」
そう言うと、骸はイキナリ窓から出て行った
全裸で
「ぇ!ちょ、さすがに全裸は駄目だって」
そう言って綱吉は、少し大きめのジャケットを持って部屋を飛び出した
綱吉は、近くの公園に行った
「(そういえば此所で良く話とかしたな~)」
すると、微かだが何処からか啜り泣く声が聞こえたので、声のする方に行ってみた
そこは、コンクリートで出来たホール状の穴場だった
中を覗くと、体育座りした骸が自身の身体を抱くようにして泣いていた
それを、見てさすがに可愛いそうに思えてきた綱吉は、ジャケットをかけてやる
「御免、骸…」
「もう良いんですよ。綱吉君は僕の事、嫌いなんでしょう?」
「違うよ!お、俺…骸の事………す、好きだ…よ//」
言っている途中で、恥ずかしくなった綱吉は、段々と声が小さくなっていった
それを、聞いた骸は勢いよく顔をあげて、綱吉に抱き付いた
「僕の事、嫌いにならなかったんですね」
綱吉は顔をあげて、見てみると今までで、一番綺麗な笑顔だった
俺ってこの、笑顔に弱いよなァ
「当たり前だろ!」
「じゃ、今からホテルに行きましょう♪」
「は?」
「だって、今日はクリスマスなんですよ!」
「イヤイヤイヤイヤイヤイヤ!!!意味わかんないし」
綱吉は、精一杯拒否するが、そのまま、ズルズルと引きずられてしまった
その後は、ご想像に
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