~禁忌~

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バチバチバチバチ!! エド「・・・え?」 アル「兄さん なんか変だよ・・・」 「ああ、ボクの身体が!!」 エド「アル!!」 「がはっ 俺の足が・・・」 「リバウンドだ!!」 アル「兄さん 兄さん 兄さ」 エド「アルーッ!!」 バキン!! エドの視界には 今までの風景はなく ただ白い目の前に 扉が映った。 エド「・・・・・・・・・アル? あれ・・・ オレ 何してたんだっけ・・・ アル おーい」 「よぉ」 びくっ(焦) エド「誰だ!!」 「ここだ ここ。 おまえの目の前」 エド「・・・誰?」 「おお! よくぞ訊いてくれました! オレはおまえ達が “世界”と呼ぶ存在」 「あるいは“宇宙” あるいは“神” あるいは“真理” あるいは“全” あるいは“一”」 「そして オレは“おまえ”だ ようこそ 身の程知らずのバカ野郎」 扉から得体のしれない黒い手がいくつも エドの身体にしがみついて 扉の中に引き入れようとしてきた」 エド「うわあああああああああ」 「うるさいな おまえが欲しがってた物だぞ?」 エド「ああああああああああ!!」 ギギギギギギギギ!! 扉が閉まった。 「真理を見せてやるよ」
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