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エドはいつの間にか
母さんを錬成した
あの部屋へと
戻っていた
そして、自分の左足を見て絶叫する
エド「ぐわぁぁぁああああああ!!!!!!!!!」
「こんな・・・
こんなはずじゃ・・・
畜生ォ・・・
持って行かれた・・・・・・!!
助けて・・誰か・・
母さん・・・!!
かあ・・・」
エドの目線には
兄弟が作りだしたいものとは
違う化物の様な
ものがいた
エド「あ・・・
うそだ・・・
ちがう・・・
う・・・
がっ・・・は
ごほ ごほっ
はぁ はぁ!!
「ちがう・・・
こんなのを望んだんじゃない・・・
アル・・・
オレのせいだ
オレの・・・」
エドは歯を食い縛り
傷口を近くにあった
布で縛りくくった
そして近くにあった
鎧をなぎ倒す
「畜生・・・
返せよ 弟なんだよ・・・
足だろうが!
量腕だろうが!
・・・心臓だろうがくれてやる」
エドは自分の血がついた指で
鎧に印を印した
エド「だから!!
返せよ!!
たった一人の弟なんだよ!!」
エドは両手をまるで
神へ祈るように
合わせて錬金術を
発動させた
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