98人が本棚に入れています
本棚に追加
ロイが一番偉そうな席に座った。
ロイ「そこにかけたまえ。」
兄弟はそろって静かにいすに腰を下ろす。
エド「んで?今回の内容はなんなんだ?」
ロイ「今回はある街の調査をしてもらおう。
なんでも、そこは夜になると
街全体が赤くひかりだすらしい。
本当かどうか調べて来てくれ。
出来れば、原因もな。」
エド「なんで、こんな小さな内容の調査が
中央司令部に舞い込んできたんだ?」
ロイ「いや、一度、地方のほうから
調査隊が出たらしいのだが・・・」
エド「どうなったんだ?・・・」
ロイ「部隊は壊滅。ただ一人、重症の生存者がいたのだが、
死に際に¨あそこはだめだ。行きたくない。化物め・・・¨と
訳の分からないことを繰り返し発狂していたようだ」
エド「それで、得体のしれない調査は
中央にたくさんいる
錬金術師に任せるっていう寸法か」
ロイ「そこで、お前に行ってもらおうと
思ってるんだ。
この事件には、高確率で賢者の石に関わりがある。
それに、先週、ドクターマルコーが
行方不明になって捜索願いが出された。
この事件に関わりがあると思っている。
どうかね?
君達にも、悪い話ではないが・・・」
エド「マルコーさんがこの事件に関わってるがどうか
わかんねぇのに
えらい自信だな。」
ロイ「・・・・・・
長年の感覚という感じかな」
エド「まぁ、いっかぁ、この依頼。受けるぜ。
賢者の石に一歩でも近づくために、
あのホムンクルスというやつらにも
近づくために。」
ロイ「ああ、気を付けるんだな。
傷の男(スカー)も捕まっていないからな」
エド「おう✨、じゃ、行くぞ、アル」
こうして、二人は
絶対に踏み入ってはいけない街へと
旅に出た、、、。
最初のコメントを投稿しよう!