~調査~

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ロイが一番偉そうな席に座った。 ロイ「そこにかけたまえ。」 兄弟はそろって静かにいすに腰を下ろす。 エド「んで?今回の内容はなんなんだ?」 ロイ「今回はある街の調査をしてもらおう。 なんでも、そこは夜になると 街全体が赤くひかりだすらしい。 本当かどうか調べて来てくれ。 出来れば、原因もな。」 エド「なんで、こんな小さな内容の調査が 中央司令部に舞い込んできたんだ?」 ロイ「いや、一度、地方のほうから 調査隊が出たらしいのだが・・・」 エド「どうなったんだ?・・・」 ロイ「部隊は壊滅。ただ一人、重症の生存者がいたのだが、 死に際に¨あそこはだめだ。行きたくない。化物め・・・¨と 訳の分からないことを繰り返し発狂していたようだ」 エド「それで、得体のしれない調査は 中央にたくさんいる 錬金術師に任せるっていう寸法か」 ロイ「そこで、お前に行ってもらおうと 思ってるんだ。 この事件には、高確率で賢者の石に関わりがある。 それに、先週、ドクターマルコーが 行方不明になって捜索願いが出された。 この事件に関わりがあると思っている。 どうかね? 君達にも、悪い話ではないが・・・」 エド「マルコーさんがこの事件に関わってるがどうか わかんねぇのに えらい自信だな。」 ロイ「・・・・・・ 長年の感覚という感じかな」 エド「まぁ、いっかぁ、この依頼。受けるぜ。 賢者の石に一歩でも近づくために、 あのホムンクルスというやつらにも 近づくために。」 ロイ「ああ、気を付けるんだな。 傷の男(スカー)も捕まっていないからな」 エド「おう✨、じゃ、行くぞ、アル」 こうして、二人は 絶対に踏み入ってはいけない街へと 旅に出た、、、。
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