邂逅

1/8
31人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ

邂逅

「……ケッ、頭蓋吹っ飛ばされても平気ってか?」 碇槍の刃先が頬に触れるか触れないかの瀬戸際で止まるが、元就は微動だにしない上、攻撃を仕掛けた元親を見ようともしない。その飽くまでも平静を通す態度に、余裕綽々だな、と毒づいた。
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!