嘘じゃない!

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胸の筋肉、腹の筋肉が凄くて見とれていた。 『ん?』と万丈寺さんは浦田さんの視線を見ながら、『触ってみてもいいよ』と言った。最初は戸惑っていたが、万丈寺さんは『目を閉じて、手を伸ばしてごらん』と言うと浦田さんはその通りにした。 万丈寺さんは浦田さんの手を掴み、胸筋肉に浦田さんの手を当てた。『すごい。固い』と浦田さんが喜ぶと、『次は腹筋に行くよ』と言いながら浦田さんの手を腹に当てた。『割れてる。すごい』と喜んだのは一瞬で、手が下の方に下がっている事に気付いた。『エッ?』と言うと『下腹だよ』と言うが、一本の棒の様な物に触れている事に驚いた浦田さんは『ヤッ』と言いながら手を離して、目を開けた。 その姿に驚いた。 全裸になってる万丈寺さんに浦田さんは『すみません』と言いながら玄関に走ろうとすると後ろから抱き付かれた。『俺の身体に触ったんだから、君の身体も触らしてくれよ』と言うと、お姫様抱っこをして二階へ上がって行った。『やだ。やめて。お願い』 と言う浦田さんに万丈寺さんは『君は俺と付き合う運命なんだ。いいだろ?大人にしてあげるから』と言われて、大きなベットに寝かされて処女を卒業した。だけど、その後も、交際が続いていた。 『撮られていたってどういう事?』全てを思い出した浦田さんは川口先輩に聞いた。 『知りたいか?なら、ビデオショップに行くか?売られているから』と答える川口先輩に『エッ?嘘?』と言い様がなかった。
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