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此処は…
はぁ…バレちゃったよ…どうなるんだろぅ…
『ねぇ、希柚?本当にトリップしたなら君の家は?』
(゜∇゜)…
『Σあぁ!家がないよ!』
今頃気付いた希柚さん。
そう、トリップしたのなら家がない家無き子。
再びわたわたと慌てる希柚。なんか無いかと鞄やらポケットやら漁っていると
~♪♪~♪~♪♪
『あっ携帯だ!』
慌てて携帯を開けば一通の見知らぬメールが…
『右へ曲がれ?次の角を左へ曲がれ?……何これ?』
ソコにはあっちへ曲がれ。こっちえ曲がれとかいてある。
『貸して。』
パッと雲雀に携帯を取られたかと思えば、それを呼んだ雲雀さん。
1人スタスタ歩きだしました。
『Σ(゜д゜)ま、待ってよヒバさぁぁん!』
慌てて追いかける希柚さん。
雲雀の後を着いていくと軈て大きなマンションへ到着した。其所で携帯をポイッと返され
『どうやら此処が君の家みたいだね。』
どう見ても高級そうなマンション。
玄関にはダイヤルロック付き。
入るのは難しいんじゃ…
ガチャッ…
(´u`;)ん?
『何してるの?早く入りなよ。』
糸も簡単にドアを開ける雲雀さん。
『ヒバさん?なぜそんな簡単にドアを?』
『自分の家に入っちゃいけないわけ?』
『(´∀`)…なるほど納得。って此処ヒバさんの家!?』
『そうだよ。どうやらこのメールの送り主は僕に最初から任せる気らしいね。』
そう言うと雲雀さんは何処からか鍵を取り出し、それを渡された。696号と書いてある。
…(´∀`)ムックだ…
1人妄想に浸っているとチーンとエレベーターの音。
『早く乗りなよ。』
『Σ(゜∇゜)はい!』
そして6階へエレベーターは向かうのでした。
696…(´∀`)💕
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