此処は…

1/2
前へ
/25ページ
次へ

此処は…

はぁ…バレちゃったよ…どうなるんだろぅ… 『ねぇ、希柚?本当にトリップしたなら君の家は?』 (゜∇゜)… 『Σあぁ!家がないよ!』 今頃気付いた希柚さん。 そう、トリップしたのなら家がない家無き子。 再びわたわたと慌てる希柚。なんか無いかと鞄やらポケットやら漁っていると ~♪♪~♪~♪♪ 『あっ携帯だ!』 慌てて携帯を開けば一通の見知らぬメールが… 『右へ曲がれ?次の角を左へ曲がれ?……何これ?』 ソコにはあっちへ曲がれ。こっちえ曲がれとかいてある。 『貸して。』 パッと雲雀に携帯を取られたかと思えば、それを呼んだ雲雀さん。 1人スタスタ歩きだしました。 『Σ(゜д゜)ま、待ってよヒバさぁぁん!』 慌てて追いかける希柚さん。 雲雀の後を着いていくと軈て大きなマンションへ到着した。其所で携帯をポイッと返され 『どうやら此処が君の家みたいだね。』 どう見ても高級そうなマンション。 玄関にはダイヤルロック付き。 入るのは難しいんじゃ… ガチャッ… (´u`;)ん? 『何してるの?早く入りなよ。』 糸も簡単にドアを開ける雲雀さん。 『ヒバさん?なぜそんな簡単にドアを?』 『自分の家に入っちゃいけないわけ?』 『(´∀`)…なるほど納得。って此処ヒバさんの家!?』 『そうだよ。どうやらこのメールの送り主は僕に最初から任せる気らしいね。』 そう言うと雲雀さんは何処からか鍵を取り出し、それを渡された。696号と書いてある。 …(´∀`)ムックだ… 1人妄想に浸っているとチーンとエレベーターの音。 『早く乗りなよ。』 『Σ(゜∇゜)はい!』 そして6階へエレベーターは向かうのでした。 696…(´∀`)💕
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!

785人が本棚に入れています
本棚に追加