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2.特徴
体が上下に平たく、堅い骨板で覆われている。額が長く突き出し、長い鼻のように見えるためウミテングの名がある。胸びれは大きく、翼のように水平に広がる。体は褐色や黄土色、灰白色などで、黒褐色の斑紋や網目状の模様がある。小形で全長10cm内外のものが多く、最大で15cmほど。
種としてのウミテング『Zalises draconis』は本州中部以南、西太平洋、インド洋の浅い砂泥底に生息する。体長7cm。形が変わっているので、乾燥させたものが飾り物として売られている。
かつてはその形状から、タツノオトシゴと同じヨウジウオに近い種類だと思われていたものの、全く別な種類としてそれは否定されていたが、最近は遺伝解析などで、近縁種と言う形に入れられている。
英語での『sea moth』や『little dragonfish』という名前は鰭を閉じるとガが止まっているように見えることや、ゴツゴツした姿とタツノオトシゴのような口先から、そのように呼ばれた。
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